ストイックとプロフェッショナル

ストイックに。プロフェッショナルに。

思考のラベリング

人間は1日に6万回思考をするらしい。


6万回という数字が正確かどうかはここではどうでもいい。要は一日中、何かを考え続けているということだ。


この思考一つ一つが、自分を前に進める思考か、それとも堂々巡りの思考か、で人生は決まる。


どうでもいいことをグルグル考えているうちに、1日、いや1年、いや10年、いや一生が過ぎ去ってしまう。


苫米地英人さんという人は胡散臭くて好きになれないのだが(あの胡散臭さもあの人はあえてやっていると思う)、これに関連してとてもいいことを言っていた。


思考一つ一つにラベリングしなさいと。

今の思考は意味なし、今の思考は意味あり、みたいに。


これはIQを高めるためにとても有効なテクニックだと思う。

そして、人生を有意義なものにするためにも。


やる価値はあると思う。




セルフコーチング

何か大きなことを成し遂げるためには自分をコーチする力が絶対に必要だと思う。

やることやってるか?
そんなもんでいいんか?
その思考、その行動は目標に向かって最短か?
常に自分自身に問いかけ続けること。

いきなり全ては難しいから、まずはスマホを闇雲に触ってる自分に気付いたら、「へい!そいつから手を離しな。」と言ってあげようと思う。

人生、楽しむことをやめた!

どう足掻いたって楽な人生なんてありゃしない。

お釈迦様も仰るように、生きることは苦しみなんだ。

苦しんでなんぼの世界。

苦しむことに苦しまなければいい。

自分だけはいい思いをしたい、なんて甘ったれた根性はゴミ箱に捨てた方がいい。

想念を消すこと。

水のように淡々と生きること。

大切な何かのために苦しめるなんて、有難いことじゃあないか。

歳のせい?

最近、物忘れが多くなった。


歳のせいで短期記憶力が落ちているのか?

いや、悩みが多く、堂々巡りの思考をしているうちに、ちょっとしたことを忘れてしまっているようだ。


それなら、自分の思考をしっかりモニタリングすることで対処できる。


何でも歳のせいにするのは良くない。


まずは自分をしっかりと客観視することが大事だ。

目の前のことに集中すると決めた!

監査法人に勤務していると先輩、同僚が次々に転職していく。


会計士としてどのように社会や経済に貢献するか、ルートがたくさんあるため、迷いは多い。


御多分に漏れず、私も監査を続けるべきか悩むことも多い。


しかし、会計の力をしっかり身につけるまでは、ああだこうだ悩んでいても仕方ない。

自分が決めた期間、あと3年半は少なくとも目の前のことに集中する。

それまではとやかく考えないことに決めた。

ただし、あくまで自分を磨き上げることを最優先事項とする。

決して権威に阿るようなことはしない。監査法人の中でうまいこと世渡りすることに時間とエネルギーを使わないようにする。

目の前のことに集中すると決めた!



しのごの言わずに自分を徹底的に磨き上げる。

過去に執着しないことは大事だと思う。

過ぎ去った過去は一切コントロールできないからだ。

コントロールできないことで、思考が堂々巡りとなり、貴重な時間とエネルギーを浪費するのは本当に無駄なことだからだ。


ただ、過去から学ぶことはとても大切だ。

私は今までの人生で3度、絶望的な状況に陥った。うち2回は「マジで死にたい」と思った程だ。


しかし、いずれも何とか乗り越えることができた。その際には多くの人達に助けられた。


辛かったが学んだことが3つある。

一つは、人は1人では生きてはいけない、ということ。家族を含め支えてくれた人達がいなければ、おそらく今ここにはいない。


もう一つは、絶望的な状況は自分が生み出したということ。

ジェームズアレンの原因と結果の法則ではないが、ほとんど全ての結果は自分が招いたこと、だと思う。


そして最後は、絶望的な状況に陥らないようにするにも、絶望的な状況を脱するにも、自分に力がないといけないということ。

何かに依存する態度や性格でいると必ずいつか絶望的な状況がやってくるし、そこから抜け出すことができない。

頼れるのは自分しかいない。寄り掛からない。という断固とした姿勢を貫かないといけない。

これからの時代は、ますますそうなっていく。


しのごの言わずに、自分を徹底的に磨き上げたいと思う。