脱コモディティ化、略して「脱コモ」
現在の低成長時代で個が生き残るために最も必要な考えだ。
高度経済成長の時代はコモディティ人材で問題なかった。いや、むしろコモディティ人材こそが求められていた。
しかし、今のような「一寸先は闇」の時代、個々が道を切り拓いていける力が必要となる。
脱コモのために何が必要か?
顧客ニーズに対して圧倒的なスピード又は圧倒的な質のサービスを提供すること。
この場合、圧倒的というのがポイントになる。
質とサービスは両方兼ね備えた方がよいが、普通はトレードオフの関係にある。
ではどちらをより重視すべきか?
それは間違いなくスピードである。スピードを高めると、回数が多くなる、回数をこなすと力がつく、力がつくと質が高まる、質が高まるとスピードが上がる、という風にいいスパイラルが生まれるからである。
脱コモの必要性はわかっているが、何をすればいいかわからないという方は、まずはレスポンスのスピードを極限まで高めることに集中すればいいと思う。