――FA市場の動きが遅い中で、アメリカでのキャリアは終わったと思ったことはあったか?
「いろいろなことを考えました。ただ周りも心配してくれる声はたくさん聞いたんですけども、僕自身の状態としては泰然とした状態だったと思います。それがなぜかは分からないんですけど、自分が経験してきて、よかったこと、そうでなかったこと、たくさん経験した上で、そうなったのか。なぜそうなったのかは分からないですけど、ただ泰然という状態は、自分がプレーヤーとしても人間としても、常にそうでありたいという状態、目指すべき状態ではあったので、そういう自分に出会えたことはとてもうれしかったです」
私が理想とする姿。
やるべきことは全てやっているので、あとは天に任せます、という姿。
私もそういう自分と出会えるよう日々を過ごしたい。